サカサクラゲ飼育日誌

内陸県に住む貧乏社会人がどうにかクラゲを飼おうとする奮闘記

飼育記録【その3】『水槽にマングローブ植樹計画』

ウーです♪

さて久々の飼育日誌ですが、半分は計画についてです。

それ故、一記事としては少々長くなるかもしれませんがご容赦下さい。

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 昨日はある計画の為にメイン水槽の再レイアウトを行いました。

その計画とは水槽内をサカサクラゲの棲息環境に近い状態とする事です。

一言で言うと水槽にマングローブを植えます!!ドーーー(´д`)ーーーン

うまくいくかは分かりませんし、

水槽にとってどの程度効果を発揮するかは未知数です。ただ理屈の上で言えることは、自然界においてクラゲとマングローブには密接な関係があるという事。

タコクラゲで有名なパラオのJellyFishLakeにはマングローブ林があります。

サカサクラゲも亜熱帯地方のマングローブの根元に多数生息しています。

つまりある意味で小さな海を水槽内に作るというアクアリストの最終目標的な考え方に則っているという事。

そして何よりマングローブは塩性植物であるので海水中で育てることが可能です。

また植物なので、窒素、亜硝酸、硝酸、リン酸を肥料として吸収し、

その消費量は海藻の比ではないという事。

これは一種の強力なろ過装置として機能するかもしれないという事です。

そしてマングローブの根元は数多くのプランクトンの住処となり、海水の浄化と安定に貢献します。

リフジウムにマングローブを植える人はいるようですが、

うちはメイン水槽にドボンなので・・・はたして上手くいくか・・・どちらにせよ後続者の参考になる研究テーマかな~と思います。

 

ということで、ヤエヤマヒルギの胎生種子をネット注文しました。

早く届くといいなぁと待っている間に水槽レイアウトを変更です。

今回の変更は以下のとおり

・内部セパレーターの自作と設置(作り方は今度別の記事で紹介します。)

・デスロックをひとつ撤去(いつのまにか石灰藻ついてLRっぽくなってました。)

・底砂の追加(生物層の多様化とマングローブの苗床に適した砂地にする為)

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再レイアウトは何だかんだで気になるとやっちゃうんですが、生体の為を思えば控えないといけませんね・・(*´д`*)

夜で照明が切れていることもあって、

フラッシュたいてもちょっと暗いですがこんな感じ・・・。

思いのほか自作セパレーターが(材料費500円にしては)良さそうです。

以前はアラゴナイトサンドのみでしたが、大粒のサンゴ砂と少し目の細かい泥を入れたことで生物層の多様化ができるといいのですが、ナマコだけで攪拌していけるかは微妙なところなのでゴカイでも放ってみようかなと思っています。

ちなみにうちのサカサクラゲですが、今日は写真写りがいまいちなのでまた今度!

・・・いつのまにか結構成長してますよ♪ 乞うご期待!!

 

 

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 ~今日のポリプ水槽

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見えるでしょうか?

うちのポリプ達かなり成長してますよね?

Before         After

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単に前より接写してるんじゃない?って思うかもしれませんが、

石の大きさで比べてみてください・・・角度の違いはありますがほとんど距離一緒ですw

少し暗いですが、

一番上のポリプなんかは触手の1本1本が見えるほど大きくなりました。

という事で長々とお付き合いありがとうございました。

書くことはいっぱいあるんですが、今後も折を見て少しずつ掲載して行こうと思います。

 

あ・・・その前に言わないといけませんね。

うちのブログのサイドバーに、何となく私が普段使っているアクア用品のアフェリ広告をのっけていたのですが、読者の方が私のサイト経由で買ってくださっていたようです。この場を借りて御礼申し上げます。ありがとうございました(´▽`)

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